Message 先輩メッセージ

現在の仕事
総理番長として首相動静を追う

 官邸クラブに所属し、首相官邸の幹部らの担当をしています。また、「首相動静」を出稿する「総理番」のまとめ役にあたる総理番長もしています。官邸クラブ員の一番の仕事は、首相をはじめとする政府が今何を考え、何をしようとしているかを取材し、また、それを検証することです。例えば大学入試の英語民間試験の導入が先送りされたケースなど、政府の判断であっという間に方針が変わることもあり、それが時には国民の生活にも直結します。日々、幹部らを取材したり、官邸に出入りする人を確認したりする中で、ちょっとした変化に気付けるかどうかが問われていると思っています。また、総理番として、何かあった時には直接首相にぶら下がり取材もします。短時間で何を聞くか、質問の仕方にも神経を使います。責任も重いですが、その分やりがいも大きいです。

仕事の魅力
現場で一次情報を取材できる面白さ

 参院選挙では、同僚の総理番と手分けし、21都道府県73カ所にわたる首相の地方遊説を取材しました。総理番は首相の発言を毎回全て文字データに起こしているのですが、それを続けると演説の傾向や変化も見えてきます。その中で、「民主党の枝野さん」と一日を通して党名を間違え続けたことを記事にした時には、ネット上ですぐに拡散して野党側が反応し、首相がさらに再反論するという動きに繫がりました。他にも全演説を項目ごとに分析したり、演説会場で感じた違和感をコラムにしたりもしましたが、やはり現場で一次情報を取材して、自分で感じたこと、気づいたことを記事にできるのが記者の一番の魅力だと思います。

これから
語学力を高めること

 語学をもう一度勉強しようと思っています。首相の外遊などで出張するだけでなく、日頃から官邸には外国人も出入りしていて、英語のぶら下がり取材も発生し、その度に必要性を痛感しています。ロシア語によるぶら下がりが発生した時は完全にあきらめましたが・・・。

MY CAREER HISTORY私のキャリアヒストリー

2009 / 04

入社 松山総局 警察担当 [1年目]

 名字で配属先が決まったともっぱらの噂に。街ネタ担当でもあり、季節のスケッチ写真を撮って紙面に載せるのが好きでした。

2009 / 09

松山総局 高校野球担当

 甲子園常連校から、島にある部員1人のチームまで、取材したどのチームにもそれぞれのドラマがあり、心にのこっています。

2009年夏 屋形船から鵜飼い開きを取材中
2010 / 09

松山総局 警察キャップ [2年目]

 内偵中のある大型詐欺事件の容疑者に会うために東京まで出張しました。様々な情報を総合して自宅マンションを探し出し、帰宅したところを直撃した時は緊張しました。容疑者や被害者に直接話を聞くことで、事件の違った側面も見えてきました。

2012 / 04

四国中央支局長 四国中央市政、スポーツ全般担当 [4年目]

 たいした記事も書けませんでしたが、同業他社もほとんどいない街で、記者人生では一番地元に密着した生活をしていました。いつも夜遅くにご飯を作ってくれていた近所のスナックのママは第二の母親です。

2013 / 04

奈良総局 文化財担当、選挙事務局長担当 [5年目]

 東大寺や興福寺、奈良文化財研究所などが取材先でした。素人なので発掘現場に日本書記を持って行って、いちから話を聞いたりしていました。あるお寺の執事長の人生を振り返った21回の連載は、その後、テレビ番組にもなりました。

2014 / 04

大阪編集センター 硬面、高校野球斑、選挙班担当 [6年目]

 記事をどこの面でどう扱うか考え、見出しやレイアウトで読んでもらえるように工夫することが仕事です。高校野球の特設面や広島カープ連覇の号外といったその時々のプロジェクトでは、全体の紙面イメージを考えた上で、出稿部やデザイン部、写真部と相談しながら、チームで一つのものを作り上げていく過程が仕事の魅力でした。

2017年 紙面編集を担当した、広島カープ連覇号外と中之島特集タブロイド
2018 / 04

東京編集センター 硬面担当 [10年目]

 主に1面や2面といった総合面を作っていました。締め切り時間ギリギリに飛び込んでくるニュースにきちんと価値判断して対応できるか、非常に刺激的な職場でした。様々なニュースに対応するという意味で今の官邸クラブとも似ている仕事です。

2018 / 10

政治部 官邸クラブ担当

 総理番とともに沖縄北方担当大臣も担当していました。北方領土の色丹島に行って現島民のロシア人と元島民の交流や葛藤を垣間見たのが印象に残っています。

入社動機

 各社の説明会やOB訪問、面接などを通じて、一番自由闊達な雰囲気を感じたのが朝日新聞でした。その印象は入社してからも変わらず、これまで経験したどこの職場でも、若手も含めてみんなで議論して方向性を決めていく雰囲気があります。

オフの過ごし方

 学生時代まで続けていた野球は、今でも同業他社との草野球大会に出たりしています。大阪時代は深夜の京セラドームを貸し切って社内で紅白戦をしたこともありました。フルマラソンも一度挑戦して、継続的にランニングもしていたのですが、最近はさぼっています。

毎年春秋には社内外と草野球もしています

みなさんへのメッセージ

 高校球児からお坊さん、総理大臣まで幅広く担当しましたが、いろいろな場所に行っていろいろな人の話を聞くのは自分の人生の幅が広がるようで楽しいです。そして何よりも、一つの記事がきっかけで何かが変わるかも知れない。そんな可能性もある仕事に魅力を感じています。みなさんも夢中になれる仕事と出会えるよう、いろいろな人の話を聞きながら、自分の将来像を探ってみて下さい。

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