Message 先輩メッセージ

スポーツから武力紛争まで、
急激に変化する世界の今を伝える

石原 孝/ ISHIHARA TAKASHI

所属部署国際報道部

入社年 / 専攻2005年入社 / 国際学部 国際学科卒

現在の仕事
世界中にいる特派員をバックアップ

 世界各地に赴任している海外支局の特派員のバックアップ業務をしています。取材費の送金や現地スタッフの採用・退職、取材機器の購入、支局移転時の対応など、特派員からの質問や相談ごとが舞い込めば、解決策を一緒に探します。取材記者をしている時はほとんど交流がなかった人事部や経理部といった部署の担当者との打ち合わせも増えました。

 通常の業務の合間に、アフリカ特派員時代の経験を生かしてアフリカ関連の取材をしたり、自分の関心のあるテーマのセミナーなどに参加したりしています。2022年4月からは、アフリカ各国と同様に人口が増え続けるインドの首都ニューデリーへの赴任が決まりました。

印象に残っていること
特派員として49カ国のニュースを追う日々

 2017年~2020年まで、アフリカ大陸の最南端にある南アフリカに3年ほど駐在し、アフリカ各国のニュースを報道していました。担当国はサハラ砂漠より南側にある49カ国で、担当分野は政治や経済、文化、スポーツなど様々。

 特に印象深かったのは、赴任直後にジンバブエという国で37年も権力の座にあったムガベ大統領が軍の反乱によって失脚したことです。過去に直接インタビューしていたこともあり、その後2年近くにわたって親族や側近らに取材し、本を執筆することになりました。普段の新聞記事と書籍の書き方の違いに気づくこともできました。

これから
新興国の報道にも注力したい

 アフリカ報道をもっと充実したものにしたいと思っていた矢先に新型コロナウイルスが流行し、志半ばで赴任期間も終わってしまいました。いつかはチャンスを見つけて、アフリカ各地でやり残した取材をしていきたいと思います。

 もともと大学時代にフィリピンに留学していたので、将来的にはアジアの国を拠点に取材してみたいと思っていました。その願いがかない、2度目の海外赴任はインドになりました。学生時代に旅行で訪れた時は極度の腹痛に苦しみ、世界遺産のタージ・マハルにすら行けませんでした。当時のほろ苦い記憶を払拭しつつ、南アジアの各国を訪れ、読者の方に楽しんでもらえるような記事を多く出していきたいと思っています。

MY CAREER HISTORY私のキャリアヒストリー

2005 / 02

入社 横浜総局 事件や高校野球、サッカー、選挙事務局担当 [1年目]

 赴任初日に殺人事件が発生し、同僚の顔もよく分からないまま現場に向かいました。緊張し過ぎたのか、その3週間後にインフルエンザにかかり、1週間休みをもらったのが苦い記憶です。

2007 / 08

奈良総局 行政、寺社・文化、事件事故担当 [3年目]

 最初の7カ月は王寺支局長を務めました。寺社・文化担当の時は、奈良県内の寺社巡りが趣味になりました。東大寺の仏像に乗って掃除をさせてもらうなど、貴重な体験もさせてもらいました。

2008年 奈良・東大寺で大仏の右手のほこりをぬぐう石原(上から2人目)
2010 / 04

大阪社会部 市内班、検察担当 [6年目]

 社会部の先輩の取材力・機動力にびびりました。必死に追いつこうと、日々もがいていました。

2013 / 04

国際報道部・留学 [9年目]

 特派員の仕事をサポートする内勤業務を担当し、途中1年間はイギリスの大学院に留学しました。記者の仕事をいったん離れ、大学院の学生寮に住んで文献を読む日々。修論は「メディアの役割とSNSの台頭」について書きました。

2014年、イギリス留学時代にリバプールを訪れ、ビートルズゆかりの地を巡るツアーに参加した
2015 / 04

大阪社会部 教育問題担当 [11年目]

 子どもの貧困問題の取材班に参加し、バイトに明け暮れる少女らを取材。話を聞かせてくれる人を探すのに苦労しました。学校法人「森友学園」の幼稚園運営や小学校建設問題を取材した時は、記者人生で一番忙しかったかも。

2017 / 04

国際報道部 9月からヨハネスブルク支局長 [13年目]

 ヨハネスブルク支局に赴任した直後、ジンバブエという国で政変があり、ムガベ大統領が辞任しました。本人に取材したことがあったため、その後も現地に何度も足を運び、政変の理由などを関係者に取材しました。
 単著『墜ちた英雄 「独裁者」ムガベの37年』を2019年10月に上梓。

2020 / 09

国際報道部 帰国。海外各地に派遣された特派員の仕事を支える業務に [16年目]

 帰国時の飛行機は通常の倍近い36時間かかりました。2週間の自主隔離を終えて、出社を再開しました。

2022 / 04

ニューデリー支局 担当:南アジア各国の取材 [18年目]

入社動機

 親が一時期、朝日新聞を購読していたのでなじみがありました。ただ、朝日新聞ありきというより、国内外のいろんな場所に行けそうな記者になりたいという気持ちの方が強かったです。就職活動中は、メディア企業や国際協力団体、商社などの採用試験を受けました。秋採用で朝日新聞に内定をいただいたので、入社しました。

オフの過ごし方

 趣味はサッカー観戦と寝ること。まとまった休みが取れれば、旅行します。

母親と弟が遊びに来た際、ワインの産地として有名な南アフリカのステレンボッシュを訪れた

みなさんへのメッセージ

 皆さんが思っている以上に懐が深い会社です。しんどいこともありますが、やりがいはそれ以上にあります。一緒に働ける日を楽しみにしています。

他の社員をみる

PAGETOP