Message 先輩メッセージ

現在の仕事
アフリカ各国のニュースを報道

 アフリカ大陸の最南端にある南アフリカに駐在し、アフリカ各国のニュースを報道しています。担当国はサハラ砂漠より南側にある49カ国で、担当分野は政治や経済、文化、スポーツなど様々。月の半分は出張しています。セネガルでサッカー取材をした後、そのままナイジェリアに移動し、イスラム過激派勢力によって襲撃された街を取材したこともあります。アフリカを飛び出して、ノーベル平和賞の授賞式があったノルウェーやアフリカ関連の国際会議で中国にも出張に行きました。アフリカは国や地域によって言葉も文化も宗教も違いますが、現地の人たちと交流し、経済発展を遂げる国の成長ぶりを間近に感じられるのが最大の魅力です。

印象に残っていること
恐怖が支配する村の子どもたちを守るために

 ノーベル平和賞を授賞したデニ・ムクウェゲ医師が活動するコンゴ民主共和国という国で、性暴力被害に遭った幼い子どもの取材をしたことが印象に残っています。現地では武装勢力が乱立し、村民を恐怖で支配するために10歳に満たない子どもたちが標的にされていました。ある母親は「夜中に子どもが連れ去られ、性器に刃物が挿されていた」と、涙ながらに語ってくれました。「同じような被害をなくすため、国際社会にこの事実を伝えて欲しい」とお願いされました。プライバシーに配慮したうえで記事を掲載した後、読者の方から「子どもたちを支援したい」などの反応がありました。記者としての役割と大事さを改めて感じた取材でした。

これから
世界の国々の成長とそこで暮らす人たちに光を当てる

 日本から遠く離れたアフリカについて、少しでも読者の方に身近に感じてもらえるようにしていきたいです。アフリカと言えば、紛争や貧困、野生動物の楽園といったイメージが強いと思いますが、街並みが年々変わっていく経済成長ぶりや現地でがんばる人々の話を取り上げていこうと思っています。
 大学時代にフィリピンに留学していたので、将来的には東南アジアの国を拠点に取材してみたいとも思っています。

MY CAREER HISTORY私のキャリアヒストリー

2005 / 02

入社 横浜総局 事件や高校野球、サッカー、選挙事務局担当 [1年目]

 赴任初日に殺人事件が発生し、同僚の顔もよく分からないまま現場に向かいました。緊張し過ぎたのか、その3週間後にインフルエンザにかかり、1週間休みをもらったのが苦い記憶です。

2007 / 08

奈良総局 行政、寺社・文化、事件事故担当 [3年目]

 最初の7カ月は王寺支局長を務めました。寺社・文化担当の時は、奈良県内の寺社巡りが趣味になりました。東大寺の仏像に乗って掃除をさせてもらうなど、貴重な体験もさせてもらいました。

2008年 奈良・東大寺で大仏の右手のほこりをぬぐう石原(上から2人目)
2010 / 04

大阪社会部 市内班、検察担当 [6年目]

 社会部の先輩の取材力・機動力にびびりました。必死に追いつこうと、日々もがいていました。

2013 / 04

国際報道部・留学 [9年目]

 特派員の仕事をサポートする内勤業務を担当し、途中1年間はイギリスの大学院に留学しました。記者の仕事をいったん離れ、大学院の学生寮に住んで文献を読む日々。修論は「メディアの役割とSNSの台頭」について書きました。

2014年、イギリス留学時代にリバプールを訪れ、ビートルズゆかりの地を巡るツアーに参加した
2015 / 04

大阪社会部 教育問題担当 [11年目]

 子どもの貧困問題の取材班に参加し、バイトに明け暮れる少女らを取材。話を聞かせてくれる人を探すのに苦労しました。学校法人「森友学園」の幼稚園運営や小学校建設問題を取材した時は、記者人生で一番忙しかったかも。

2017 / 04

国際報道部 9月からヨハネスブルク支局長 [13年目]

 ヨハネスブルク支局に赴任した直後、ジンバブエという国で政変があり、ムガベ大統領が辞任しました。本人に取材したことがあったため、その後も現地に何度も足を運び、政変の理由などを関係者に取材しました。
 単著『墜ちた英雄 「独裁者」ムガベの37年』を2019年10月に上梓。

入社動機

 親が一時期、朝日新聞を購読していたのでなじみがありました。ただ、朝日新聞ありきというより、国内外のいろんな場所に行けそうな記者になりたいという気持ちの方が強かったです。就職活動中は、メディア企業や国際協力団体、商社などの採用試験を受けました。秋採用で朝日新聞に内定をいただいたので、入社しました。

オフの過ごし方

 趣味はサッカー観戦と寝ること。まとまった休みが取れれば、旅行します。

母親と弟が遊びに来た際、ワインの産地として有名な南アフリカのステレンボッシュを訪れた

みなさんへのメッセージ

 皆さんが思っている以上に懐が深い会社です。しんどいこともありますが、やりがいはそれ以上にあります。一緒に働ける日を楽しみにしています。

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