Message 先輩メッセージ

現在の仕事
「働く」をテーマに、さまざまな角度から取材

 経済部の労働チームに所属しています。特定の業界を担当しているわけではなく、長時間労働や職場でのセクハラ・パワハラ、AI(人工知能)を活用した仕事、労働組合など、「働く」という横串を通じて、様々な職場での課題や悩み、新しい動きを取材します。このサイトをご覧になっている皆さんが関わる「就活」も労働チームにとって大事な取材テーマです。
 経済部の前は、衣食住などの生活について取材する文化くらし報道部・生活グループに所属していました。当時取材した「不妊治療」や「介護」といったテーマについても、仕事との両立や職場の理解という視点で取り上げたいと考えています。
「働く」×「●●」にあてはまる話題であれば幅広く取材できるため、やりがいを感じます。

うれしかったこと
くらしの中に埋もれた深刻な問題に視線を向ける

 「この記事がきっかけで・・・」と読者から前向きな言葉をいただく時が、記者をやっていてよかったと思える瞬間です。

 以前所属していた文化くらし報道部で、不妊治療に取り組む夫婦間の温度差や、流産や死産を経験した夫婦が周囲から言われて傷ついた言葉について、特集を組みました。当事者にとっては生活するうえで深い悩みとなる一方で、経験が無い人にはあまり理解されにくいという深刻な問題です。社会全体で目立った新しい動きがあるわけではありませんが、むしろそうした動きがないことも記事として伝えるべき内容だと思いました。周りに話すことが辛い内容にも関わらず、複数の当事者が取材を受けてくださり、記事化した後に読者から冒頭のような感想を多くいただきました。読んでほしい人たちに記事が届いたと実感できました。

これから
スマホ世代に向けた「withnews」でニュースの新しいかたちを模索

 大事なことです!と記事にしても、読まれなければ意味がありません。特にスマホで情報を集める私たちの世代に、どうすれば記事を読んでもらえるのか。従来の新聞っぽくない表現を使ってみたり、グラフィックや動画を多用してみたり、デジタルでのわかりやすさを「実験」する社内の部門横断チームに参加しています。これからも朝日新聞デジタルやスマホ世代向けのニュースサイト「withnews」を通して、記事の読まれ方やSNSで拡散していく様子の分析を続けたいと思います。

MY CAREER HISTORY私のキャリアヒストリー

2010 / 04

入社 大阪本社 地域報道部 遊軍、警察担当 [1年目]

 地域の夏祭りに昔のにぎわいを取り戻そうと活動していた住民グループを取材。年賀状のやりとりは今も続いています。夏休みを合わせて再訪し、お祭りの準備を手伝った年も。

2011 / 02

高知総局 警察、遊軍、高校野球、吹奏楽担当 [1年目]

 学生時代に音楽の部活に所属していたこともあり、吹奏楽コンクールやマーチングコンテストの連載を企画。大会に挑む部員たちの思いを記事にしました。

2013 / 04

神戸総局 警察、高校野球担当 [4年目]

 同じ時期に警察を担当したライバルの他社の記者は、朝から夜まで苦楽をともにした結果、今では良い飲み友達になっています。神戸総局時代に、遠距離恋愛だった大学の同級生と結婚しました。

2015 / 05

東京本社 文化くらし報道部(文化グループ) 放送担当 [6年目]

 ドラマの俳優を取材したり、番組の見どころを紹介・批評する「試写室」を書いたり。ネット動画配信企業との提携といった、テレビ業界の将来に関わる出来事も深掘り。

2016 / 05

東京本社 文化くらし報道部(生活グループ) 遊軍担当 [7年目]

 子どもの命について考える長期企画「小さないのち」で、水辺での溺れやベランダからの転落など、「幼児の事故をどのように予防するか」をテーマにしたシリーズを担当。このテーマのシンポジウムでは、企画、運営にも関わりました。

抱っこひもを使った状態で自転車から転倒したときの衝撃を調べる実験の取材風景
2016年に開かれた「小さないのち」のシンポジウム
2017 / 10

東京本社 文化くらし報道部(生活グループ) 消費者庁担当 [8年目]

 就職セミナーへの悪質な勧誘など若い世代の消費者被害を救済するための法律改正や、わかりやすい食品表示のありかたについて取材。「子どもの事故予防」も引き続き取材し、中学校の授業で講師を務めました。

2018 / 09

東京本社 経済部(労働チーム) 遊軍担当 [9年目]

 働き手にとって支えになる記事を、できるだけ多く発信したいと思います。

入社動機

 他社よりも一歩踏み込んだ内容の記事が多い印象がありました。社会で問題とされていることの議論を深めることにつながっているのではと思い、志望しました。

オフの過ごし方

 文化くらし報道部で料理の取材を担当したことがきっかけで、休日はよく料理をするように。だんだんレパートリーも増え、手際もよくなってきました。

休日に料理をしている一場面

みなさんへのメッセージ

 私が就活をした時も「新聞社にはいろんな種類の仕事がある」と聞きましたが、入社してからこの数年の間に、その種類はどんどん増えています。デジタル分野もその一つです。配信した記事の読まれ方を分析したり、その結果を生かして次の記事の構成を工夫したり、実際に私自身もいろんなプロジェクトに参加してきました。若手の感性を重視しようという雰囲気が以前にも増して、強まっていると感じます。皆さんと一緒に仕事ができるのを楽しみにしています。

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