社員の1日

記者部門 記者の1日

「おもしろい」や「なぜ?」と思ったことがテーマになる。毎日が違う記者の仕事は、ハードだけれど魅力的

さいたま総局 清宮 涼 KIYOMIYA RYO 2011年入社 教養学部 地域文化研究学科卒

職歴広島総局 → さいたま総局
現在、遊軍担当。県庁記者クラブにも所属し、教育も担当

8:00

起床

現在は「何でもやる」遊軍担当ですが、県庁記者クラブにも所属しているので、朝は、県庁へ直行することも多い。さいたま総局や主要な行政機関の徒歩圏に住んでいるので、朝は少しゆっくりめ。

警察担当のときは、朝5:00に警察官宅に到着して玄関先に立ち、真っ先に取材できるよう待機することもしばしば。新人記者がまず経験する警察担当は、本当に大変です・・・。

9:30

県庁記者クラブへ直行

県庁から発信されたプレスリリースや新聞に目を通し、その中から重要な情報や深掘りすれば面白そうなネタをチェック。

10:00

県教育委員会を傍聴、取材

月に2回開催される県教育委員会会議を傍聴。今日のテーマは、「全国学力テスト」の結果について。学力向上のための対策について意見が交わされました。

12:00

県職員にヒアリング

県下の学校の食育に関する情報を収集。さまざまな方に話を伺うことができるのも記者の仕事の魅力のひとつ。

12:30

昼食

県庁の食堂で昼食。県も推奨する「コバトン健康メニュー定食」は塩分控えめでヘルシー。でも、今日はカレーをいただきました。

仕事の相棒

手帳、iPad-mini、ICレコーダーは記者の仕事に欠かせないツール。Twitterが取材につながったこともあるので、できるだけSNSをチェックするようにしています。

13:30

県庁記者クラブで原稿を書く

書き始める前に、記事出稿についてデスクに相談や連絡をします。今日は「教育委員会の内容について、30行でまとめる」という出稿予定をパソコンシステムを使って連絡。メモをみながら原稿をまとめます。

14:30

総局へ

総局へ戻り、メールチェック。取材先への連絡やお礼を入れます。

事件や事故が発生した場合は、すぐに対応。先日、銭湯の減圧室で2人が亡くなるという事故が起きました。死因や事故原因が分からなかったため、大学教授や専門家を取材し、双方の見解を記事にまとめました。

14:45

コーヒーブレイク

慌ただしい中で、ホッと一息つけるとき。ご当地ゆるキャラ好きで、このマグカップは「バリィさん(今治市)」。神奈川県出身ですが、「しまねっこ(島根)」もお気に入りです。

15:00

取材先へ移動

今日の取材先である大学へ車で移動。総局記者の取材は車が必須。私も入社前に運転免許を取得しました。

16:00

大学を訪問し、取材

埼玉県が推進する「ハラル化粧品研究開発支援事業」を取材するため、産学連携で開発に取り組む大学教授を訪問。実は、埼玉県は化粧品の生産額が日本一。これまで培ってきた技術とノウハウで「ハラル化粧品」という新ジャンルに挑戦する取り組みを取材。

18:00

総局に戻って原稿を書く

原稿をまとめ、デスクのチェックを受けます。デスクからのアドバイスを参考に、原稿をブラッシュアップ。

記事は主に県版に載りますが、独自記事が全国版に取り上げられることもあります。広島総局にいたとき、原爆投下後、すぐに花開いたカンナの球根を、東日本大震災の被災地である宮城の小学校に届けるというプロジェクトを取材。現地に出張し、多くの方を取材できたことはとてもいい経験になりました。

21:00

総局で「刷り」を確認

編集センターがレイアウトした大刷りをチェック。自分が書いた記事だけでなく、他の記者が書いた記事の読み合わせや校閲をすることも。完成版になるまで資料と照合したり、誤字やミスなどを直したりしていきます。

確認が終わった後、帰宅します。

泊まり勤務と夜勤について

総局によって異なりますが、記者には泊まり勤務や夜勤があります。

泊まり勤務の場合は17:00に総局に行き原稿整理や校閲を担当。19:00頃、出前の夕食をいただき、その後も校閲を行います。21:00頃、県内の警察署などに「何か変わりはないですか」と、警戒電話(略して警電)をかけ、情報収集します。もし、事故や事件が発生した場合は、デスクや警察担当に連絡し、緊急対応を要請します。その時点で分かっていることを端的にまとめ、「朝日新聞デジタル」向けの原稿を書くことも。スピーディーな対応が求められます。本紙が降版した後、総局内の仮眠室で休みます。

翌朝は6:30に起床し、各紙をチェック。何かあれば、担当者に知らせます。10:00までは泊まり記者が事象を処理。その後、各担当者に引き継いで、ようやく「お疲れ様でした!」

22:30

帰宅

取材先の方や先輩と食事に行くこともありますが、今日は真っ直ぐ帰宅。猫を飼っているので、猫を愛でながらゆっくり過ごします。最高のリラックス♪

就寝前に、少し、オンライン英会話。大学時代、米国研究をしていたこともあり、いつか国際報道担当や海外留学することが目標。それに向けて、まずはTOEFLテスト。着実に英語力をアップさせたいと思っています。

入社動機

今、自分が接している世界は広くない。もっと広い世界でいろいろな人の話を聞きたいと思ったのが新聞社を志望した理由です。なかでも朝日新聞社がいいと思ったのは、先輩記者に会って話を聞けたことが大きい。さまざまな方がいらっしゃって雰囲気もとてもいい。最初に内定をいただいたこともあり、入社を決めました。

メッセージ

夜討ち朝駆けは想像通り。しんどいときもありますが、事件の当事者が心を開いて話してくれるときは本当に嬉しい。現場で、人とかかわり、お世話になる方が増えていく喜び。思った通り大変で、思った以上の経験ができる、それが記者の仕事だと思います。朝日新聞社はやりたいことをやらせてくれる会社なので、記者に興味があれば、ぜひ、応募してほしいと思います。一緒に働ける日を楽しみにしています。