Message 先輩メッセージ

現在の仕事
スマホ世代に向けてニュースを配信

 「朝日新聞デジタル」の記事配信・編成がメインのデジタル編集部で、2014年7月に立ち上がったメディア「withnews」を担当しています。スマートフォンが普及し、ニュースは「Yahoo!ニュース」などのプラットフォームやSNSでも読まれる時代です。そうした「スマホ読者」に新聞社が取材したニュースをどのように届けていくのか。ユーザーの反応を分析して見出しや文体を工夫したり、時には動画やイラストを活用したりしながら、試行錯誤をしています。ビジネス部門と連携してサイト運営にも関わっているので、マネタイズの視点など、記者だけでは縁遠かった世界も体験できています。「これが正解」というものは決まっていないので、ベンチャー企業のように何でもチャレンジできることが多い仕事です。

印象に残っていること
応援記者として福島県南相馬市を取材

 入社5年目になる直前の2011年3月11日に、東日本大震災が発生しました。私は発生の1カ月後から約3カ月間、応援記者として福島県南相馬市を中心に取材。原発事故の影響で住まいに戻れない人たち、長引く避難所生活・・・。被災者の元に毎日通って、不安や困りごとを聞く度に「自分が伝えなければ」といった使命感のような気持ちで取材をしました。夜は各地で取材していた記者が集い、その結果を報告。同じ問題意識を持つ人たちで即席の取材チームができ、自分だけでは書くことができなかったかもしれないテーマも読者に届けることができました。「伝えなければ」という思いと、それを支えるチーム力。今でも記者を続ける大きな原動力となっています。

これから
「読まれる存在」であり続けるために

 ネット空間でも朝日新聞のコンテンツが「読まれる存在」になることです。そのためには、これまでのような「いい記事を書く」だけではなく、記事を書いた後もユーザーと接点を作れるような発信をすることが重要です。プラットフォームやSNSでの拡散はもちろんですが、「ファン」が集まれるようなコミュニティをいかに作っていくか。トレンドの移り変わりが激しい世界で、ニュースや本、セミナーなどから最新情報をキャッチし、朝日新聞のファンを増やす仕掛けづくりに挑戦したいです。

MY CAREER HISTORY私のキャリアヒストリー

2007 / 05

福島総局 警察担当 [1年目]

 初めて書いた福島版のコラムで出身の千葉県では珍しい「丹治」姓を取り上げたら、読者の「丹治」さんから「福島では多いですよ」と手紙をいただきました。自分の記事に反響があって、とてもうれしかったです。

2008 / 07

福島総局 高校野球担当 [2年目]

 日本で3番目に広い県内を車で東西南北駆け巡り、球児たちの奮闘や夏にかける思いを伝えました。甲子園の同行取材をした聖光学院は連続出場を続け、今でも刺激を受けています。

2010 / 07

大分総局 行政(県政・自民党) [4年目]

 参院選で当時野党だった自民党の候補者を取材しました。ほぼ密着することで候補者の思いはもちろん、情勢の見立てなど、勉強になることがたくさんありました。

2011 / 06

大分総局 東日本大震災取材班 [5年目]

 東日本大震災での取材では、明るいニュースもありました。津波で流された家から、箱根駅伝で力走していた写真が残っていたという話は、その家族にとても喜ばれました。

2012 / 01

大分総局 新年特集班 [5年目]

 九州の再生可能エネルギーを特集する企画で、大分県の企業などを取材しました。創意工夫で、地域にある資源を生かそうとする試みに触れました。

2012 / 04

西部編集センター [6年目]

 紙面の編集者として、ロンドン五輪や衆院選などに関わりました。読者が読みやすい、理解しやすい記事とは何かを考えることができました。

2013 / 04

西部報道センター 警察・司法担当 [7年目]

 福岡県警、司法担当として、殺人事件や大型裁判などを取材し、瞬発的に動けるフットワークや事前取材の大切を改めて実感。

2015 / 05

デジタル編集部 朝日新聞デジタルの編成 [9年目]

 記事がどれだけ読まれたかがリアルタイムで分かる仕組みに驚き。同時に自分のデジタルスキルのなさを痛感しましたが、新しい発見が毎日ある刺激的な職場。

2017 / 09

デジタル編集部 「withnews」 [11年目]

 「withnews」のメイン担当に。取材・編集だけでなく、ビジネス部門と連携してサイト全体の運営などに関わる機会が増え、記者とはまったく仕事に。

withnewsでは時に体を張った企画も。写真は「リア充体験中」の記者。

入社動機

 色々な人や物に出会う中で、自分が「面白い」と感じたことを多くの人たちに伝えたいと思い、大学生に入ってから記者を目指すようになりました。朝日新聞は自宅で購読していた身近な新聞だったので、内定が決まった瞬間に入社を決めました。

オフの過ごし方

 最近の趣味は音楽フェスへの参加です。大音量の演奏に身をゆだねながら、ビールを飲む時間は格別です。

都内で開かれた音楽フェス。気分転換にもなります。

みなさんへのメッセージ

 メディアを取り巻く環境は厳しいですが、だからこそ挑戦のしがいがあります。「伝えたい」という思いがある人にとってはできることがたくさんあるはず。一緒に仕事ができるのを楽しみにしています。

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