Time Schedule 社員の1日

職歴

西部報道センター社会部 → 鹿児島総局 → 和歌山総局
2016年5月から文化くらし報道部、放送担当に

09:45

出社

 朝食を取って出社。

 文化くらし報道部の「文化」グループは、テレビやラジオなどの放送をはじめ、映画や演劇、音楽、文学など、文化芸術全般を担当するセクション。私はその中の「放送班」に所属し、番組や放送に関する情報を取材し、テレビ面の「試写室」や土曜夕刊の「ポップ面」に出稿しています。

10:00

取材の準備

 出社後、午後の取材のために過去の記事を検索したり、書籍を読んだり。メールチェックは常時していますが、改めて取材依頼先との連絡事項やスケジュールに目を通します。

 毎週火曜日には、文化面のネタ出し会議があり、記者と担当部長が直接話し合います。自由に意見できる風土が「文化」の伝統です。

10:15

視聴率チェック

 調査会社からの視聴率詳細データをチェック。リアルタイム視聴と録画視聴など、テレビの楽しみ方も変化していますが、視聴率は大きな判断指標。一般の方々の反応も確認します。

 以前書いた「タレントが干される理由は」という記事は、反響が大きく、タレントのファンから多くの意見が寄せられました。こうした声も記事に反映させています。

11:00

放送班のミーティング

 放送班のメンバーが集まり、テレビ欄のコラム「試写室」や、連ドラの主役級が毎週登場する土曜別刷りの「beテレビ」のインタビューを誰にするかなどを決めます。「この番組はここが面白い」や「この俳優は勢いがある」など、各々が準備した情報を出し合い、議論。

 連続ドラマの1話目は必ずメンバー全員が見て意見交換することにしています。ここでの話を「記者座談会」として記事に。

12:00

取材先のフジテレビへ移動

 今日の午後は複数の取材が入っているため、昼食はおあずけ。急いで取材先へ向かいます。普段は、そのまま放送班の先輩とご飯にいくことが多いですが、別の担当の先輩や別の部署の同期と食べることもあります。本社のある築地界隈はもちろん、NHKのある渋谷をはじめ、出先でのおいしい食事は楽しみのひとつ。

 NHK内には、「ラジオ・テレビ記者会」という記者クラブがあり、取材拠点の一つです。NHKの会長や放送総局長などの会見も取材します。

13:00

プロデューサー取材

 2016年12月放送の時代劇『鬼平犯科帳 THE FINAL』の取材。昨今「時代劇」が減っている背景や「時代劇」の可能性を探るのが狙いです。この日は、鬼平の関係者ではなく、『信長協奏曲』や『丹下左膳』を手掛けてこられたプロデューサーに取材しました。時代劇離れと言われながらも、勧善懲悪といった「時代劇のフォーマット」を生かした『半沢直樹』のようなドラマはヒット。現代ではありえない設定も可能な「時代劇」だからこそできるドラマがあると語ってくれました。

仕事の相棒

 放送班は一人一台、DVDポータブルプレーヤーが必須アイテム。いつでもどこでも映像チェックするためです。楽しそうだと思うかもしれませんが、大量の映像をチェックするのは、なかなかハードですよ。

14:00

情報収集

 フジテレビの広報室で後日取材する番組の予定を確認。情報収集するとともに、先ほどの取材内容をまとめておきます。

14:30

新番組の収録立ち合い

 最新ニュースや世相を取り上げる新番組『フルタチさん』の収録立ち合い。広報担当者やプロデューサーからの事前情報に加え、スタジオで感じた番組の魅力を自分なりにまとめ、記事を起こせるよう準備します。

17:00

原稿執筆

 社に戻って、週一回程度回ってくる「試写室」の原稿を執筆。各局が事前に用意する試写映像を見て書きます。読者にはよく読まれているコラムなので、気を遣います。

18:00

先輩に相談

 先輩からのアドバイスを参考に、原稿をブラッシュアップ。経験豊富な先輩たちから学ぶことがたくさんあります。

19:00

ゲラ確認

 編集センターがレイアウトしたゲラをチェック。自分が書いた記事だけでなく、他の記者が書いた記事の読み合わせや校閲をすることも。

20:00

食事会へ

 テレビの関係者と飲み会にいくこともあります。テレビ局の現場から幹部まで、制作の裏話や局の方針など、普段聞けないような話が聞けることも。関係性を作るのは、どこの現場も同じだと思います。

入社動機

 実家は印刷屋ということもあり、物体としての本が好き。将来、活字に関わる仕事をしたいと思っていました。才能ある作家や批評家を雑誌や本に載せて世に出す編集者が憧れでしたが、全滅。

 拾ってくれたのが朝日新聞社でした。「文化」担当者になれば、作家や批評家に会えるかもしれないという下心で入社しました。

みなさんへのメッセージ

 自分で取材して記事を書きたいという人には、本当に恵まれた環境です。世間のニーズと自分の興味を結びつけれることができれば、会いたい人に会えますし、それを表現することもできます。総局時代に経験した警察や行政の担当では極力自分の主観を排した事実ベースの記事が大前提でしたが、文化の担当では、記者がどう感じたかが求められるコラムも多いです。自分の考えを読者にわかってもらえるように書くのは大変ですが、そこがやりがいでもあります。 また、個人の裁量で行動できるのもいいところ。私は特ダネ記者ではないですが、「文化」を軸に、結構楽しくやっています。思っていた以上に多様な会社で、社内の人と飲みにいくのも楽しいです。

他の社員をみる

PAGETOP