Time Schedule 社員の1日

職歴

高知総局 → 宇治・学研都市支局 → 京都総局 → 東京本社編集局 編集センター → 東京本社 編集局 政治部 →那覇総局 → 東京本社 報道局 政治部

09:00

国会へ出勤

 取材の拠点となる、国会内の平河クラブ(主に自民党担当)へ出勤。「番記者」を務めている自民党の二階俊博幹事長の動向を追って1日が動き出します。毎日が人と人との真剣勝負で、とてもエキサイティングな職場です。

09:30

出待ち

 出勤後、自民党役員連絡会の取材。あたま撮り(会議の冒頭の数分間だけ許される撮影)の後、国会廊下で出待ち。出てくる政治家をつかまえて、中での発言を聞き出します。政治家と適度な距離感を保ちながら、重要な情報を得られるよう務めます。

11:00

二階幹事長を直撃!

 自民党総務会。二階氏らに、廊下を行き来する短時間の機会をつかまえて接触し、少しでも肉声を引き出そうと質問を繰り出します。

12:00

昼食

 国会内で短時間に食べられるものは、そばかカレー。動きがあれば、すぐに対応します。

13:00

自民党幹事長の記者会見

 国会内平河クラブで二階俊博幹事長の記者会見。政策や衆院解散の見通しなどについて質疑します。会見終了後、二階氏が国会内から自民党本部へ移動。重要な来客の可能性もあるため、記者も移動し、見送ります。

13:30

会見内容の書き起こし

 会見の内容を書き起こして処理。情報を短時間で正確にまとめられるよう、準備しておきます。

14:00

国会記者会館で打ち合わせ

 与党担当記者が集まって打ち合わせ。担当する政治家の予定や、出稿計画などについて議論を交わします。紙面に掲載する文字量(行数)が伝えられ、それに従って原稿執筆します。

仕事の合間に・・・

 記者は取材対象にあわせて行動するため、決まった時間に休憩をとることができません。合間をみて仮眠をとり、体を休めます。

15:00

原稿執筆

 平河クラブに戻り、メンバーと情報交換し、原稿執筆。原稿を仕上げた後、キャップと電話で調整します。

16:30

議員へのあいさつ回り

 衆議院議員会館でなじみの議員の部屋をあいさつ回り。秘書の方と雑談し、議員の日程や、議員連盟の動き、国会審議の見通しなどについてヒントを探します。

18:00

議員パーティーで取材

 二階氏の派閥の議員パーティーに。パーティーでの発言がニュースになることもあり、会場の後ろでウォッチします。

19:30

本社で大学のゼミの後輩と懇談

 年に1、2回、大学の後輩と懇談し、記者の仕事の魅力を若い人たちに伝えています。今日のテーマのひとつは、「報道と人権」。若い感性から見た現在の報道の課題についても、学ばせてもらっています。

21:30

後輩たちと食事

 本社の目の前は、移転に揺れる築地市場。その行方を気にしつつ、後輩たちと寿司で鋭気を養います。

22:30

夜回り

 衆院赤坂議員宿舎で夜回り。宵っ張りの議員が帰ってくるのを待ち、二階氏の真意を聞き出すべく努力します。秘密の多い政治家を追いかける仕事は、体力的にきつく、精神的にもタフさが求められます。ともすれば都合の良いストーリーを作りたがるのが政治家心理ですが、政治記者は、彼らを間近で見ながら、真意はどこにあるのか、狙いは何かを探り、誤りない事実を報じられるよう、努めます。

入社動機

 きっかけは、大学で、社会問題や人権問題の現場を訪ねて歩くゼミ活動に参加したことでした。自分の知らないことの多さに驚くと同時に、世の中の矛盾を痛感。こうした問題や矛盾を探し、見つめ、人に知ってもらうことで解決のお手伝いをする「記者」という仕事が、あこがれになっていきました。とはいえ、就職氷河期の末期でもあった当時、就職活動には苦労。唯一内定をくれた朝日新聞社に入社し、そのチャンスを生かすことにしました。自由闊達な社風に水があったのか、気がつけば12年が飛ぶように過ぎていました。

みなさんへのメッセージ

 「問題解決のお手伝いをする」という、当初夢見た記者の姿とはやや異なりますが、考えてみれば、永田町は日本中の森羅万象の問題が集まり、処理されていく場所。そこがきちんと機能しているかを報じることも、広い意味で「問題解決のお手伝い」だと思っています。

 政治権力と報道の関係は常に緊張感があるものですが、近年は報道側の立場、いわゆる『ペンの力』の低下が指摘され、難しいことが増えています。若い感性を持つ皆さんとともに、新しい新聞の未来をつむいでいけることを願っています。

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