Message 先輩メッセージ

現在の仕事
記事や写真をまとめ、紙面をつくる

 原稿の扱い(ニュースの価値判断)や見出しを考え、紙面のレイアウトをする仕事です。2016年の米大統領選では、1面を担当しました。「米大統領にトランプ氏」という見出しを自分が打つとは、正直思っていませんでした。毎日世の中の動きを感じ、政治、国際、経済、社会、文化、スポーツ・・・様々なニュースを扱うことができるのが魅力です。見出しは、伝えたいことを10文字前後に凝縮しなければいけません。もう少し短い言葉に言い換えられないか、この助詞は適切か・・・1文字で悩むこともよくあります。ある先輩が「編集者は、言葉のプロだと思っている」と言っていたのが印象的で、心に留めて仕事をしています。

印象に残っていること
高校野球の取材を通し、気づかされたこと

 山形では、2年連続で高校野球を担当しました。ある学校に女子部員がいると聞いて会いに行ったときのこと。他の部員と同じメニューをこなす彼女は、小学生から野球を始め、中学に入ると男子との体力差を感じるようになり「悔しかった」。でも「性別を言い訳にしていると、そこまでだと思う」ときっぱり。はっとしました。取材先に「女なんか」と言われたこともあり、性別で判断されたくないと思いながら、自分も男だから、女だから、と考えている・・・「女子が男子と一緒に野球をするのは難しいのでは」という前提で取材に来たことに気づき、愕然としました。高校野球取材では、高校生のまっすぐな言葉や思いに心が動かされることばかりでした。

これから
言葉のセンスを磨いていきたい

 1人でも多くの人に目を留めてもらえて、記憶に残るような紙面を作りたいです。見た人が「まさにそれ!」と思うような、ニュースをぴったり言い当てた見出し。言葉の力ってすごいな、と感じるような印象的な見出し。先輩が言っていたように「プロ」として、もっともっと言葉のセンスを磨かなければいけません。自分を型にはめずに、いろんなことに挑戦していきたいです。

MY CAREER HISTORY私のキャリアヒストリー

2011 / 04

入社 高松総局 警察担当 [1年目]

 四国遍路と、大学時代に留学していたスペインの巡礼路が「道」で結びつき、びっくり。スペイン紙記者の視察に同行したり、自ら歩いてみたりして連載も書きました。

香川の遍路道を歩く
2012 / 04

山形総局 警察、スポーツ担当 [2年目]

 雪道の運転は大変でしたが、その冬を乗り越えて迎える春はこんなにうれしいものなんだ、と思いました。初夏のさくらんぼ、秋の芋煮、冬のスキーと、四季折々の楽しみが。

山形総局のメンバーで食べた芋煮
2014 / 04

横浜総局 県政、文化、教育担当 [4年目]

 吹奏楽コンクールを担当しました。中学時代に吹奏楽部だったので、演奏を聞くと当時のことを思い出し、部員が一つにまとまるのは大変だろうな、と考えてじーんと来たことも。

2015 / 05

東京編集センター 総合面、国際面、経済面など担当 [5年目]

 2015年のパリ同時多発テロや16年のEU離脱をめぐる英国国民投票など、大きなニュースを編集し、いま世界で起こっていることなんだ、と実感する日々です。

入社動機

 人と関わる仕事がしたい、いろんなところに行ってみたい、世の中のことをもっと知りたい・・・自然に行き着いたのが記者という仕事でした。朝日新聞は、「ひと」に焦点を当てた記事が多く、多様性を大事にしている印象がありました。また、実際の試験で会った面接委員の人たちも自然体で、良い雰囲気だなあと感じました。

オフの過ごし方

 旅に出るのが好きです。最近の休みではフィンランドとエストニアに行きました。友人とおいしいものを食べ、おしゃべりするのも大事な時間です。海外で活躍していたり、子どもを育てながら働いていたり、いつも刺激を受けます。休みの日は映画や美術展に行くことも多いです。家では刺し子にはまっています。チクチク手を動かしていると無心になれます。

フィンランドの首都ヘルシンキで

みなさんへのメッセージ

 新聞記者は、マジメで正義感が強くてかっちりしていそう・・・と恐る恐る入社しましたが、同期はバラエティーに富んだ楽しい人たちでした。いろんな人がいる会社なので、「ありのまま」の自分を見せるのが一番だと思います。面接では、相手を面接委員と思わず、おしゃべりする感覚で話してみると、意外と楽しいかもしれません。

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