Message 先輩メッセージ

現在の仕事
幼児の事故をテーマにしたシリーズを担当

 文化くらし報道部の生活グループに所属しています。子育てや介護、年金、医療などの社会保障、消費者問題、衣・食・住にかかわる話題など、いろいろな関心をもった記者が集まっています。

 私の場合は、水辺での溺れやベランダからの転落など、幼児の事故をどうしたら予防できるのか、というテーマを1年以上、取材し続けています。幼児の事故とはいっても、取材先は家庭や幼稚園だけではありません。例えば、安全に配慮した商品の動向や、抱っこひもを使った状態で自転車から転倒したときの衝撃を調べる研究など、経済や科学の内容も。たくさんの人や技術に支えられている“くらし”だからこそ、記事にもいろんな視点が必要です。そのぶん出会う人たちも多く、やりがいを感じます。

うれしかったこと
くらしの中に埋もれた深刻な問題に視線を向ける

 「この記事がきっかけで・・・」と読者から前向きな言葉をいただく時が、記者をやっていてよかったと思える瞬間です。

 今の部署で、不妊治療に取り組む夫婦間の温度差や、流産や死産を経験した夫婦が周囲から言われて傷ついた言葉について、特集を組みました。当事者にとっては生活するうえで深い悩みとなる一方で、経験が無い人にはあまり理解されにくいという深刻な問題です。社会全体で目立った新しい動きがあるわけではありませんが、むしろそうした動きがないことも記事として伝えるべき内容だと思いました。周りに話すことが辛い内容にも関わらず、複数の当事者が取材を受けてくださり、記事化した後に読者から冒頭のような感想を多くいただきました。読んでほしい人たちに記事が届いたと実感できました。

これから
スマホ世代に向けた「withnews」でニュースの新しいかたちを模索

 大事なことです!と記事にしても、読まれなければ意味がありません。特にスマホで情報を集める私たちの世代に、どうすれば記事を読んでもらえるのか。従来の新聞っぽくない表現を使ってみたり、グラフィックや動画を多用してみたり、デジタルでのわかりやすさを「実験」する社内の部門横断チームに参加しています。これからも朝日新聞デジタルやスマホ世代向けのニュースサイト「withnews」を通して、記事の読まれ方やSNSで拡散していく様子の分析を続けたいと思います。

MY CAREER HISTORY私のキャリアヒストリー

2010 / 04

入社 大阪本社 地域報道部 遊軍、警察担当 [1年目]

 地域の夏祭りに昔のにぎわいを取り戻そうと活動していた住民グループを取材。年賀状のやりとりは今も続いています。夏休みを合わせて再訪し、お祭りの準備を手伝った年も。

2011 / 02

高知総局 警察、遊軍、高校野球、吹奏楽担当 [1年目]

 学生時代に音楽の部活に所属していたこともあり、吹奏楽コンクールやマーチングコンテストの連載を企画。大会に挑む部員たちの思いを記事にしました。

2013 / 04

神戸総局 警察、高校野球担当 [4年目]

 同じ時期に警察を担当したライバルの他社の記者は、朝から夜まで苦楽をともにした結果、今では良い飲み友達になっています。神戸総局時代に、遠距離恋愛だった大学の同級生と結婚しました。

2015 / 05

東京本社 文化くらし報道部(文化グループ) 放送担当 [6年目]

 ドラマの俳優を取材したり、番組の見どころを紹介・批評する「試写室」を書いたり。ネット動画配信企業との提携といった、テレビ業界の将来に関わる出来事も深掘り。

2016 / 05

東京本社 文化くらし報道部(生活グループ) 遊軍担当 [7年目]

 子どもの命について考える長期企画「小さないのち」で、幼児の事故をテーマにしたシリーズを担当。このテーマのシンポジウムでは、企画、運営にも関わりました。

抱っこひもを使った状態で自転車から転倒したときの衝撃を調べる実験の取材風景
2016年に開かれた「小さないのち」のシンポジウム
2017 / 10

東京本社 文化くらし報道部(生活グループ) 消費者庁担当 [8年目]

 この採用ページの原稿を書いている時に、ちょうど担当が替わりました。記者はいろんな分野の取材を経験します。記事に深みを持たせるためには、大事なステップです。

入社動機

 他社よりも一歩踏み込んだ内容の記事が多い印象がありました。社会で問題とされていることの議論を深めることにつながっているのではと思い、志望しました。

オフの過ごし方

 文化くらし報道部で料理の取材を担当したことがきっかけで、休日はよく料理をするように。だんだんレパートリーも増え、手際もよくなってきました。

休日に料理をしている一場面

みなさんへのメッセージ

 私が就活をした時も「新聞社にはいろんな種類の仕事がある」と聞きましたが、入社してからこの数年の間に、その種類はどんどん増えています。デジタル分野もその一つです。配信した記事の読まれ方を分析したり、その結果を生かして次の記事の構成を工夫したり、実際に私自身もいろんなプロジェクトに参加してきました。若手の感性を重視しようという雰囲気が以前にも増して、強まっていると感じます。皆さんと一緒に仕事ができるのを楽しみにしています。

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