Message 先輩メッセージ

現在の仕事
遊軍記者として、日々のニュースを追いかける

 社会部「遊軍班」の一員として取材をしています。「遊軍」は、記者クラブに所属せず、日々のニュースを追いかけたりテーマを決めて取材したりするチームです。「憲法」「原発」「メディア」「オリンピック・パラリンピック」などそれぞれの担当もありますが、災害や選挙、事件事故は総出で取材に当たります。

 仕事の魅力は人と会い、話を聞けることだと思います。当事者や経験者、立場が違う人たちに話を聞き、何が事実なのか、何が問題なのか、いま社会で何が起きているのかを伝えます。新しいことばかりで、刺激的です。

印象に残っていること
取材し、記事を書くということは

 20代のころ、入院中の子どもたちが勉強する「院内学級」の連載取材中、「小児がんを理由に受験を拒否した高校があるらしい」と耳にしました。すぐに拒否した学校、受け入れた学校などを取材し、記事にしました。

 すると、病棟に各社からの取材が押し寄せてしまいました。私はそこまで考えが至らず、本人や親御さんに丁寧な説明ができていませんでした。「正義感」のつもりが、「書くだけで無責任」だった自分が恥ずかしく反省しました。親御さんから逆に励ましてもらいましたが、本人に負担をかけたのではと心配でなりませんでした。記事を読み返しては「『患う』じゃなくて『治療中』と書けばよかった」と、優しさのない表現を悔いました。

 それから4年後、「希望の大学に合格した」と連絡をもらった時は心からうれしかったです。

 取材し、記事を書くということを自問した出来事でした。

チャレンジしたいこと
趣味と仕事の「究極の両立」?!

 記者としてプロになること。パソコンと英語。潜水士の資格取得。将来、釣りコーナーを担当して、趣味と仕事の「究極の両立」もしてみたいです。

MY CAREER HISTORY私のキャリアヒストリー

2004 / 04

入社 さいたま総局 警察担当 [1年目]

 「無駄を積み重ねろ。1回で当たるわけがない」。そう先輩から言われ、現場を歩き回る日々。失敗ばかりでしたが、歩き続ければ何かがあることを知りました。2年目に高校野球担当。

2007 / 05

長崎総局 県政担当 [4年目]

 「原爆報道」が8月に集中していることを反省し、「伝えなければいけないことは時期を問わずやろう」と同僚たちと一致。被爆者の人生を伝える「ナガサキノート」の毎日掲載を始めました。いまも長崎の記者が引き継いでくれ、連載は3千回を超えました。

2009 / 04

東京へ 社会部 警視庁、農水省担当 [6年目]

 殺人などの凶悪犯罪を扱う警視庁捜査1課を3年間担当。特別指名手配されていたオウム真理教元信者3人の逮捕を取材し、17年間の逃亡生活を追いかけました。夜討ち朝駆け生活で、捜査員から無視され、怒鳴られ、笑われ・・・色々ありました。20分無言の後、「お互いいい仕事、頑張りましょう」とエールをもらった朝も。やりがいやチーム取材の楽しさがありました。

オウム号外
東日本大震災取材
2013 / 10

水戸総局 原子力担当 [10年目]

 優秀な若手からエネルギーをもらう日々。隠されがちな原発・原子力を前に、取材の突破口を探してもがいていました。

2014 / 05

長女出産 [11年目]

 1年1カ月間、産休・育休を取得 ※社内の制度で育休は、「子どもが2歳になる年度末まで取得可能」です。希望して早めに復職しました。

2015 / 05

社会部 教育、遊軍担当 [12年目]

 育休明けは不安もありましたが、周りの理解と助けのおかげで想像以上に安心して働けました。子どもたちの姿を追った連載「いま子どもたちは」で、給食によるアレルギーショックで亡くなった女の子のお母さんや親友から思いを聞き、忘れられない取材になりました。

2016 / 11

長男出産 [13年目]

 1年間、産休・育休を取得しました。

2017 / 09

社会部 遊軍担当 [14年目]

 部長や先輩から「(子どものことで)迷惑を、なんて思わないで」と背中を押してもらい、感謝の気持ちで仕事をするようにしています。復帰後1カ月で解散総選挙となり、選挙取材をしました。

入社動機

 新聞が好きだったから。泣ける新聞ってすごい。いろんな世界や喜怒哀楽に触れられる新聞にドキドキしていました。大学時代、新聞記者の話を聞き、いい仕事だなと思い志望しました。

オフの過ごし方

 野球観戦(社会部に緩やかな「カープ会」があります)。公園で氷鬼。

カープ会で横浜スタジアム観戦

みなさんへのメッセージ

 好きなことを仕事にできるって楽しいです。社内には、キラキラ系っぽい人から、飲めば友達みたいな人までいて、多様性と寛容さを感じられます。と、偉そうに書いている私は赤点常習犯でした。等身大でぜひ。

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