TOP > 朝日新聞の仕事 > 技術部門 > 生産管理エンジニア > 社員の仕事
檀上 芳徳 (だんじょう よしのり)
製作本部 生産管理セクション 1995年入社
4年間、CTP導入プロジェクトで全国をまわる。
全国に24ある印刷工場に対して生産設備導入や紙面品質管理、運用フォローを含む技術支援を行うのが仕事です。中でも私は、「CTP」という生産設備を担当しています。CTPとは、紙面イメージを受信してフィルムレスで印刷の元「版」をつくるシステム。4年をかけて全国の工場をまわり、紙面イメージを受信してフィルムを出すプロッタとそのフィルムから版をつくる製版機を、CTPに入れ替えるプロジェクトを推進してきました。CTPの導入によって人手とコストが削減できる上、写真や広告などの表現性が飛躍的に高まるためFMスクリーンという高品質印刷が可能になりました。ただ、導入には、コミュニケーション力が重要。工場にはこれまでのやり方の「匠」とも言える作業員の方がいます。中にはパソコンに全くなじみのない年配の方も。大切なのは、現場を理解し、いかに混乱なく新しいやり方に変えていくか。相手の心を察しながら、自分の意思を伝える力が、必要な仕事なのです。
より速く、より美しく、より確実に。
私は、新聞は生モノだと思っています。その日のものが、その日その時間に届かなければ意味をなさないものだからです。たとえば、多くのメーカーでは、トラブルにより生産ラインが止まったとしても、代わりに在庫を出荷することで、復旧のための時間をつくることも可能です。でも在庫が持てない新聞製作に、すがるものはありません。実は、そこに一番のやりがいがあると感じています。トラブルが起こっても、自分たちで何とかしなければならない。機械が故障しても無理矢理にでも動かすこともあるわけです。毎日が、予断を許さぬ真剣勝負。一日、一日に情熱をつぎ込み、そして紙面をより豊かにする技術を取り入れることが、読者に対するよりよい情報提供につながっています。新聞は古い媒体と思っている人もいるでしょうが、常に進化を続けています。新聞のクオリティを上げていくこと。それは、新聞というメディアが常に人々の大切な情報源であり続けるための仕事だと思っています。
入社動機 限られた時間内でやり方を考え、解決するという仕事に興味を持っていた。さまざまな業界を調べるうちに、新聞は究極の生ものだと感じて新聞社へ。先輩から、コミュニケーションが活発で、若いときから責任を任される会社だと聞き、朝日新聞社への入社を決意。
キャリア 世田谷工場で3年、福岡工場で3年勤めた後、管制部へ。直後よりCTP導入に携わり、朝日東京プリンテック技術センターから生産管理セクションへ。導入設計でのメーカー折衝から、工場での運用指導など仕事は多岐にわたる。