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福原 裕人 (ふくはら ひろと)
東京広告局 情報・通信担当 2002年入社
フリーペーパー、「sippo」の誕生。
広告局として、新しい広告収入につなげるために何かできないか。できればこれまであまり接点のないテーマを開拓し、新聞社にしかできないことをやってみたいと私は日々模索していました。そんな想いがカタチになったのが、「本物の愛犬家になる」をコンセプトにした「sippo」というフリーペーパーの企画です。私自身、昔からペットが好きだったということもありましたが、ペットを飼う人が増えるとともに企業がペットオーナーをターゲットにしたコミュニケーションを活発化していたのです。そのため、このフリーぺーパーをつくることでそこには必ず広告ニーズが生まれると感じました。また、飼い主のマナーの問題がたびたびマスコミで取り上げられるようにもなっていたので、雑誌などでよくある可愛さや癒しという切り口ではなく、捨て犬やマナー問題をテーマに取り上げることで社会性の高い新聞社ならではのメッセージを発信できると思ったのです。
新聞社の広告局の価値とは何か。
実際にこの企画を企業に提案すると、予想以上に好印象で、これまでに朝日新聞を使ったことのないクライアントからもたくさん出稿して頂くなど、目標を上回る広告収入を得ることができました。そして何より嬉しかったのは、読者アンケートで「また読みたい」と評価して頂いた方が96%にものぼったこと。おかげで今ではシリーズ化し、イベントにもつながるなどますます発展しています。少子化が進む中、ペットと人間が共生できる社会の実現はとても重要であり、これからもその実現に向けて貢献していきたいと思っています。私たち広告局の仕事は最終的に広告収入につなげることが大前提であることに変わりはありません。しかし、新聞社として世の中にどんなメッセージを発信していくのかを深く考え、読者と企業をつなげていくことが新聞社の広告局の本当の価値だと思います。そして、この仕事をする上での一番の醍醐味でもあると感じています。
入社動機 世の中を動かすような仕事をしたいと思っていた1つの選択肢として、広告の仕事に興味を持つ。はじめは広告代理店志望だったが、あるとき広告局の方に話を聞く機会があり、新聞社の広告局だからこそできることに魅力を感じ、入社を決意。
キャリア 広告営業として食品メーカーを担当したのち、新しいクライアントの開拓やこれまでにない切り口の企画など、朝日新聞の新しい価値をつくるMU(Mobile Unit)担当へ。現在は情報・通信担当。