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白石 健太郎 (しらいし けんたろう)
東京販売局 首都圏第4部 2001年入社
「白石さん、この企画どう思う?」
最近私がすごくうれしかったのが、ある新聞販売店の経営者が相談してきた携帯ゲームを使った販促企画の話。その名も「新聞配達ゲーム」。ゲームをクリアするとポイントがもらえ、そのポイントを地域の商店街のお店で使うと一部割引サービスを受けられるというものでした。お店には朝日新聞を購読してもらうか、1年間1万2000円という条件で加盟してもらう仕組み。販売店にとっては新聞の部数拡大と新たな収入源が生まれ、お店にとっては利用者を増やすことができます。この企画はなかなかの評判で、今でも着実に加盟店が増えています。なぜうれしかったのかというと、新聞の購読部数アップにつながったことはもちろん、実はこの経営者、はじめて出会った時はまだ経営者になりたてで線も細く、こちらが「大丈夫かな?」と不安に感じるほどでした。しかし、自分で前向きに勉強をされて今では立派な経営者に。それを目の当たりにすることが、この仕事をしていて一番うれしい瞬間なのです。
300人の経営者に育てられた。
カッコよく言えば、この仕事は経営コンサルタントに近いと思っています。販売店の経営者と一緒にお店の経営や購読部数をどう増やしていくか。とくに今は、新聞の購読部数を増やすことが難しくなってきている時代。昔からある販売店も多いので、より新しい発想で取り組んでいくことも大切です。そのために私が大事にしているのは、一人ひとりとじっくり顔を突き合わせながら本音をぶつけ合うこと。時にはプライベートの相談を受けたり、時には厳しく言うべきことは言ったり。深い信頼関係を築きながら、やる気の導火線に火をつけていくのが私の役割です。目上の人が多い中、経営者を育てるなんて言ったらおこがましいかもしれませんが、そのくらいの意気込みでいます。これまでに担当した販売店はおよそ300店。異動しても付き合いが続く方も多く、それぞれの経営者との出会いが私にとっては大きな財産です。経営者を育てながら、一番育てられたのは私なのかもしれませんね。
入社動機 学生時代にマスコミでアルバイトした経験がきっかけで新聞社に興味を持った。はじめは記者志望だったが、まずは読者に近いところで経験を積むことが自分の幅を広げることにつながると感じ、販売局を志望。
キャリア 入社以来、販売局ひと筋。これまでに担当したエリアは福島、埼玉、千葉、東京にわたり、販売店が抱える課題にとことん向き合い、一緒に解決していこうとする姿勢は販売店経営者からの厚い信頼につながっている。